今回は【大人も一緒に楽しめる絵本】を3冊紹介しようと思います。
- バムとケロのおかいもの
- よしよしよしおさん
- ごきげんラッコズえほん チャッホ!
子供に絵本を読んでほしいと言われること多いですよね。
それも同じ絵本を何度も何度も読みたいと言ってきます。
子供は目を輝けせながら聴いているのですが、実際読んでいる方は、これ面白い?って思うことも多いのではないでしょうか。
今日は大量にある絵本の中から、大人でも面白いと思える絵本3選を紹介しようと思います。
【こんな人におすすめ】
- おすすめがありすぎて迷う
- 子供の面白いと思う絵本がわからない
- 大人でも面白い絵本を見つけたい
寝かしつける時に絵本を読んでいると、ついつい親の方が眠くなりますよね。
大人でも面白い絵本があれば一緒に楽しめますし、先に寝落ちして子供に怒られることもなくなります。
この記事は5分で読めます。
スポンサーリンク
バムとケロのおかいもの
作品紹介
「バムとケロ」はイヌのバムとカエルのケロたちの日常を描いた作品です。 1作目から30年が経ちましたが、今でも衰え知らずの人気を誇っています。
- 作:島田ゆか
- 発行日:1999年2月1日
- 出版社:文渓堂
- 定価:本体1,650円(税込)
あらすじ
第4作目となる今回は、バムとケロがおかいものに行くお話です。
月に一度のおかいものを楽しみにしていたケロちゃんは、朝から普段しない家事をしたり、朝ご飯を作ったりして張り切って支度を進める。
友達のかいちゃんも誘い、おかいものに出発。
市場に到着すると、たくさんの面白いものを発見。
みんなで服の生地を見たり、ご飯を食べたり、不思議なお店に入ったりと、楽しい時間を過し、最後に骨董屋さんに立ち寄る。
そこでケロちゃんがどうしても欲しいと思う運命の出会いを果たす。
でも、おかいものを大量にしてしまいお金があまり残っていない。
ケロちゃんが頑なに譲らなかった欲しいものとは、、、
最後にケロちゃんからのサプライズでみんな笑顔でハッピーエンド。
大人も一緒に楽しめるポイント
- 隠れキャラの発見
- 細部までこだわっている絵
- オチまでの物語の完成度
メインキャラクターはバムとケロで、今回のサブキャラクターはアヒルのかいちゃんです。
ただ、それ以外にもかなりたくさんのキャラクターが出演しており、各ページに隠れキャラ的に登場してきます。
普通に読んでいるだけでは気づかない演出や画面の隅々まで丁寧に書き込まれたこだわりぶりに大人も引き込まれます。
大人は隠れキャラや隠れ設定は大好きですからね。
よしよしよしおさん
作品紹介
「よしよしする」ことをお仕事としている「よしおさん」。
みんなが困っていることを「よしよし」することで、不思議な現象を起こし、解決していくというお話。
- 作:おおのたろう
- 発行日:2022年5月9日
- 出版社:ポプラ社
- 定価:本体1,430円(税込)
おおのたろう氏は、イラストレーター、絵本作家、GIFアニメーション作家として活躍している。
あらすじ
よしおさんは困っている人がいないか探しています。
そこに、ケンカしている子どもたち、迷子の女の子、風船が取れなくて泣いている赤ちゃん、お財布をなくしたおじさん、遊具で遊べない子どもたちなど、困っている人がたくさん!
よしおさんはどうやって問題を解決していくのか、、
「よしよしよしお よしよしよし」とつぶやくと、よしおさんの不思議な力で超常現象が起き、奇想天外な解決方法でみんなを笑顔にしていきます。
最後によしおさんがよしよしするのは誰でしょう。
大人も一緒に楽しめるポイント
- 絵が綺麗で見やすい
- 奇想天外な解決方法が面白い
- 文字が少なく何度読んでも疲れない
イラストレーターとしても活躍していることもあり、絵が綺麗で見やすいのは親としてはありがたいですね。
奇想天外な解決方法なので、読み手としても口調の強弱をつけやすく、いろんなパターンで読み聞かせをすることができます。
また、文字が少ないので親としては負担が軽減されます。
ごきげんラッコズえほん チャッホ!
作品紹介
大人気イラストレーター・たかだべあが手掛けるゆかいでふしぎなラッコたち。楽しいこと、ぶったまげること、おったまげることがつぎつぎと起こります。
Z世代を中心に人気を博し、SNS総フォロワー数は20万人超(2023年4月時点)。
関連ムービーの総再生数は累計8000万回を超え、グッズ展開やLINEスタンプ、企業・商品タイアップほか幅広く展開中。ポップアップストアは全国で巡回し、続々と完売商品が出るなど今最注目のキャラクターです。
- 作:たかだべあ
- 発行日:2023年6月14日
- 出版社:ポプラ社
- 定価:本体1,650円(税込)
あらすじ
「チャッホ!」という言葉ひとつでさまざまな困難を乗り越えるコラコの姿が描かれている。絵本の表題にもなっている「チャッホ!」とは、奇跡を呼ぶ特別なあいさつ。たとえばワニさんにとおせんぼされた時、トリさんが喧嘩している時、ひとりぼっちでさみしい時、「チャッホ!」と大きな声であいさつするだけで“何か”が起こるようだ。
大人も一緒に楽しめるポイント
- 世界観がしっかりしている
- コマ割りで表現
- チャッホを日常で使える
物語としては、かなりぶっ飛んでいるように感じますが、意外と裏設定や物語のつながりはしっかりとしていて、この本の世界観から外れないような演出が感じられます。
また、主人公のコラコがこういう風に動いていますというコマ割で動きを表現しているので、設定がぶっ飛んでいる分、動きは分かりやすくなっています。動くアニメーションでお馴染みのたかだべあ氏だからこそできる表現となっています。
チャッホといえば困難を乗り切れるという設定は日常でも使えます。
僕の家庭の話ですが、でんぐり返しができなくて落ち込んでいる子供が、チャッホと言って頑張って練習していたり、嫌いな食べ物もチャッホと言って食べたりしていました。
子供へ背中を押してくれるエールにもなってくれます。
まとめ:大人も一緒に楽しもう!
子供は気に入った絵本があれば、何度も読んでほしいと言ってきますよね。
その絵本が面白くないし、文字は多いし、絵も見にくい場合、親は大変です。
そもそも寝る前に読んだりするので、こちらの体力が先に力尽きることもあります。
そうならないために、面白そうな絵本をAmazonなどで探しますが、おすすめがありすぎて結局何が良いのか分からなくなりますよね。
今回紹介した3冊に共通して言えることは、大人も一緒に楽しめるということです。
もし絵本で迷われたら、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
スポンサーリンク