“さつきあい”というグラビアアイドルをご存知でしょうか?
知らない人はググって見てください。
すぐに出てくると思います。
スタイル抜群で、目を奪われるような魅力がありますが、
驚くべきことに、実はこの女性はAIによって作られた存在なのです!
昨年「さつきあい」がAIデビューと同時にデジタル写真集が発売されましたが、
なんとすでに販売を終了しています。
その理由として、「AIの制作過程において、さまざまな問題についての検討が十分ではありませんでした」とされています。
AIによるクリエイティブ作品は新しい領域ですが、
まだまだ課題が多いことが浮き彫りになりました。
彼女を見て「かわいい」と思う人は多いでしょう。
でも、もしこのAIアイドルが現実に存在したら、どう感じますか?
デートに誘ってみても、電池が切れるときはどんな反応をすればいいのか、
ちょっと困りそうですね。
不気味の谷ってご存知ですか?
ロボットが人間に似れば似るほど、最初は「すごい!」と思うのに、
突然「なんか気持ち悪い…」と感じることがありますよね。
これが「不気味の谷」という現象です。
私たちは、ロボットをただの機械として見て育ってきました。
たとえば、あの犬型ロボットのアイボも、映画『ターミネーター』も、
ロボットであることが明確です。
でも、見た目が人間に近づくと、
「これって本当に機械?」と違和感を覚えるわけです。
もし、目の前に感情を持つロボットが現れたら、皆さんどう思いますか?
「かわいいけど、ちょっと怖いかも…」と思うかもしれませんね。
2DはOK、でも3Dは…?
リアルな絵や写真を見ても、特に不気味さは感じませんよね。
それが2Dだからです。
でも、これが3Dで動き出すと、「なんか怖い」と思うことがあります。
たとえどんなにリアルでも、動くと違和感が増します。
もし、AIアイドルが画面から飛び出して、目の前に立ったらどうでしょう?
「かわいい」を通り越して、ちょっと引いちゃうかもしれませんね。
食物連鎖の頂点が揺らぐ?
今のところ、私たち人間は食物連鎖のトップにいます。
天敵なんていないと安心しているかもしれませんが、
ロボットがそのバランスを崩すかもしれません。
ロボットは、私たちができることをすべてこなせるうえ、
私たちができないことまでやってのける可能性があります。
気づけば、ロボットに頼り切っている…なんて未来もあり得ます。
技術が進化して、ロボットが感情を持つようになったら、
壊すことも「可哀想」と思うようになるでしょう。
もしかしたら、ロボットに関する法律ができるかもしれません。
そしてその法律を作るのが、まさかのロボット自身だったら?
それこそ本当に「不気味の谷」から抜け出せなくなりそうです。
ロボットが進化する未来
一つ確かなことは、進化したものは消えにくいということです。
インターネット、スマートフォン、YouTubeも、
最初は使いづらいものでしたが、今では日常の一部です。
ロボットが進化し、私たちの生活に溶け込んだとき、
人間の立ち位置はどうなるのでしょうか?
「僕が生きている間は大丈夫でありますように」と願いつつも、
気づいたらロボットとシェアハウスなんてこともあるかもしれませんね。
今日が誰かにとっての1番良い日でありますように
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